i-papax’s blog(生活防衛)

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アイスプラントの農薬&化学肥料不使用での再生栽培 その2

お店で購入したアイスプラントを無農薬かつ化学肥料不使用で再生栽培することに挑戦してみました。挿し芽にしたところ…、花が咲きました!?😅。

はじめに(シリーズ共通)

健康の維持にとって、食材の安全性が重要であることに疑問の余地は無いと思います。野菜は、低カロリーなうえ、ビタミン、ミネラル、食物繊維など含むため、毎日の食生活に欠かせない食材ですが、栽培時に使用される農薬や化学肥料、遺伝子組み換えなどによる人体への影響は考慮すべき課題だと思います。
このような懸念から、農薬や化学肥料を使わないで栽培されている生産者の方から、安全性が高いと考えられる野菜を定期的に購入していますが、自助努力も必要と考え、素人ながらも無農薬、化学肥料不使用の家庭菜園への挑戦を始めました😄。

挿し芽による再生栽培

挿し芽とするアイスプラントは地元で採れた食材を扱う近所のお店で購入しました。2本の挿し穂をつくり、挿し芽を始めてから64日後に、一方の挿し穂に花が咲きました。また、いずれの挿し穂も根が複数伸びてきたので、挿し芽を始めてから66日後に、土(培養土)に植え替えることにしました。

アイスプラントの挿し穂-66日目の状況

※ここまでの経緯は(必要に応じて)前編(アイスプラントの無農薬、化学肥料不使用での再生栽培 その1 - i-papax’s blog(生活防衛))をご参照頂けると幸いです。


アイスプラントは水耕栽培が可能であり、その方が育てやすいという考えもあるようです。また、液体肥料にも有機肥料があるので水耕栽培で無農薬、化学肥料不使用で栽培することが可能です。

…ですが、今回は、天然の有機資源のみを使用した培養土を見つけて購入したので、それを利用して栽培することにしました。

栽培に利用した容器

栽培用の容器として、空になった容量2Lの飲料水用ペットボトルを利用しました。

栽培に利用したペットボトル

ペットボトルはほぼ中央部分で分離します。この際、初めにカッターを用いてざっくり切り離し、その後、はさみを用いて切り口の形を整えました。

栽培に利用したペットボトル

ペットボトルの上部に当たる部分は、逆さにして、培養土を入れる部分になります。水の抜け道にするため、ペットボトルの上部に当たる部分と蓋には、目打ちを用いて複数の穴を空けました。

栽培に利用したペットボトル

利用した培養土

安全性が高い培養土を探していたところ、「花の土屋さん カネア」の『金の土』という培養土を見つけました。

『金の土』は、天然の有機資源のみを使い、土職人が約2年かけてじっくり発酵させた培養土とのことです。ホームセンターに行けば、有機堆肥、有機肥料を利用した培養土を販売していると思いますが、『金の土』は仕入れ時と出荷時に土の放射線量を計測しており、放射能セシウム濃度の検査を県の機関で行っているとのことでしたので、安全性がかなり高いのではないかと思い購入しました。

購入した『金の土』

容器に金の土を入れた状態

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植え替え

容器の中の培養土の中央部を少し凹ませて、その部分に挿し穂を入れて茎の部分に隙間が空かないように培養土で埋めました。特に追肥はしていません。

培養土に植え替えたアイスプラントの挿し穂

70日目(植え替えから4日目)

挿し芽を始めてからちょうど70日目、培養土へ植え替えてから4日目の状態です。目立った変化は無いように思います。(収穫できるくらいに大きく育つと良いのですが…)

アイスプラントの挿し穂-70日目(植え替えから4日目)

74日目(植え替えから8日目)

やはり培養土の効果は大きいようです。右側の挿し穂は明らかに葉の数が増え、大きくなってきたことが分かります。左側の挿し穂は花が咲いたので枯れてしまうかも…、と思っていましたが、明るい緑色をした新しい葉が生え始めました😄

アイスプラントの挿し穂-74日目(植え替えから8日目)

86日目(植え替えから20日目)

日々の成長が分かるぐらい順調に成長しています。花が咲いた左側の挿し穂も新しい葉が増えて大きく育っています。右側の挿し穂との差が縮まってきました。

開花したことの影響は無いように見えます…。

アイスプラントの挿し穂-86日目(植え替えから20日目)

94日目(植え替えから28日目)

ここに来て、成長のスピードが鈍化してきたように感じます。

アイスプラントの挿し穂-94日目(植え替えから28日目)

少し徒長気味のようです(素人なのでよく分からないのですが…😓)。

徒長は植物が間延びをした状態に育ってしまうことを指すとのことです。

徒長になる原因は様々有るようですが主なものは以下のとおりです。

  • 水分過多
  • 日光不足
  • 栄養過多
  • 風通しが悪い
  • 土が硬すぎる

アイスプラントは多湿を好まないようです。

土が乾いてから水やりをすることが望ましいようですが、ついつい多めに与えてしまっていたのかもしれません。

また、室内で栽培しているので日光が不足し、風通しも良くなかったのかもしれません。

今後に今回の知見を活かせればと思います。

日光に良く当てて、風通しの良い屋外に置けば、状態が改善する可能性がありますが、少し早いと思いながらも収穫することにしました。

収穫

挿し芽を始めてから94日目、培養土に植え替えてから28日目に収穫しました。

収穫したアイスプラント

2月に挿し芽を開始して5月に収穫となりました。およそ3ヶ月での収穫です。

(これが早いのか遅いのかよく分かりません…😅。)

生のまま他の野菜と共にサラダに加えるかたちで食べました。栽培の際、特に塩分を加えることをしていないので塩気は特に感じ無かったように思いますが、おいしくいただきました。自然の力に感謝です。

2代目への挑戦

花が咲いているのでもし種が採れれば、種から栽培ということも考えられます。しかし、アイスプラントを種から育てるのは、挿し芽と比較するとより長い時間が必要で少し難しいようです。このため、今回収穫したアイスプラントの一部を挿し穂として累代栽培に挑戦することにしました。

アイスプラント:2代目の挿し穂

 

初代の挿し穂と比較して、小さい状態からのスタートですが、上手くいったら記事にしたいと考えております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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