2022年2月第4週に地元の生産者から購入させていただいた、農薬や化学肥料をつかわない野菜を紹介いたします。
はじめに
健康の維持にとって、食材の安全性が重要であることに疑問の余地は無いと思います。野菜は、低カロリーなうえ、ビタミン、ミネラル、食物繊維など含むため、毎日の食生活に欠かせない食材ですが、栽培時に使用される農薬や化学肥料、遺伝子組み換えなどによる人体への影響は考慮すべき課題だと思います。
一方、食糧自給率が低い日本にとって、「地元で生産されたものを地元で消費する」いわゆる地産地消は、地域農業の活性化を通じて持続可能な社会への一助になるのではないかと考えています。
これらの考えをもとに、地元の生産者産(農家さん)から、毎週、「栽培期間中は農薬や化学肥料はつかわない野菜」を購入しています。何かまどろっこしい表現になっていますが、これは、農林水産省の『特別栽培農産物に係るガイドライン』により、「無農薬」「無化学肥料」などの表示が禁止となっているからです。
野菜を購入させて頂いてる地元の生産者さんは、40年以上、農薬、化学肥料を一切使わず野菜を育てているとのことで、実態としては「有機野菜」と同等以上の安全性があるのではないかと考えています。「有機JASマーク」を付けて、「有機」や「オーガニック」の表記をするには、農林水産省の認証が必要になります。しかし、この認証には手間とお金がかかります。このため、認証に労力をかけるかわりに、野菜の栽培に力を入れているとのことです。「名を取るより実を取る」ということだと思います。この状況を知ることができたのも、「生産者の顔が見える、話ができる」地産地消のメリットかもしれません。
今週(2022年2月第4週購入)の野菜
2022年2月第4週に購入した野菜を紹介いたします。生産者さんが週に一度、自宅まで届けてくれます。
右:ほうれん草
芽キャベツ、ほうれん草は冬が旬の野菜ですね。この時期のほうれん草はビタミンCの含有量が夏の3倍で栄養価、味ともにピークとなっているようです。
右:長ネギ
黄芯白菜(おうしんはくさい)は、名のとおり、芯(中)になるほど葉の部分が黄色くなっている白菜です。お鍋には欠かせない食材だと思います。
右:ブロッコリー
鍋にいれると鮮やかな緑が映える春菊も冬が旬の野菜ですね。旬が冬なのに「春菊」と呼ばれる理由は、春に花が開き、葉が菊に似ているから、だとのことです。
右:人参
「聖護院大根」は「しょうごいんだいこん」と読みます(この記事を書くまで知りませんでした😓)。大根の一種で、伝統的な京野菜のひとつです。普通の大根よりも甘みが強く、煮崩れしやすいのが特徴とのことです。
右:菊芋
グランドペチカは中が黄色で、加熱するとホクホクな食感のじゃがいもです。
菊芋は「イヌリン(水溶性食物繊維)」という成分を豊富に含んでいることから、最近では美容や健康面から注目を集めつつある野菜の1つです。イヌリンは「天然のインスリン」とも言われ、糖質の吸収を抑える働きがあるとのことです。(これらも、この記事を書くまで知りませんで😓)
右:切り干し大根
水菜も冬が旬の野菜ですね。カロテンやビタミンCなどのビタミン類、カルシウムや鉄、カリウムなどのミネラル類、食物繊維も多く、バランスの取れた緑黄色野菜です。
むすび
基本的に季節の野菜(冬野菜)が中心です。旬の野菜は、季節の移り変わりを感じられるだけでなく、栄養価が高く、新鮮でおいしさも増します。免疫力を高めたり、抵抗力をつけたりと、丈夫なからだづくりにも貢献してくれそうです。
地元の生産者さんからの購入は、引き続き継続したいと思います。
実は、過去には通販で有機野菜を野菜を取り寄せていました。
近くに、農薬や化学肥料を使わない生産者さん(農家さん)がいない場合は、有効な手段だと思います。
【ご参考】以下はいずれも購入実績があります。
昨年の春先の購入ですが、野菜に傷みはなく、いずれもおいしく頂きました。
(最後まで読んでいただきありがとうございました。)